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料理・食材

大根が柔らかくならない原因は?柔らかく煮るための下準備方法を紹介!

大根を煮てもなかなか柔らかくならない場合、皮の剥き方や下茹でのやり方が原因かもしれません。

大根を柔らかく煮るためには、次のような下準備が大切です。

  • 皮を剥く
  • 角を取る
  • 下茹でをする

大根の皮を少し厚めに剥いて、米のとぎ汁で下茹でしてから煮ると、より柔らかくなります。

これから、大根を柔らかく煮る方法をもっと詳しく説明します。

また、離乳食に使う大根のレシピも、赤ちゃんの成長段階に合わせて紹介しています。大根を赤ちゃんに食べさせたい方は、ぜひ参考にしてください。

煮物は通常、鍋で作りますが、下茹でを電子レンジですると時間が節約できます。興味がある方は、適した調理器具を探してみてくださいね。

 

<H>大根が柔らかくならない!煮ても大根が硬いのはなぜ?

大根が柔らかくならない原因は?

大根を煮ても柔らかくならないのは、主に皮の剥き方と下茹での方法が原因です。

 

原因① 皮の剥き方

皮を薄く剥いてしまっている 大根の皮は、実は厚めに剥いた方が良いのです。

というのも、皮の近くの部分が硬く、味が浸みにくいため。

 

約3mmくらいの厚さで剥くと、硬い外層を取り除けます。

剥いた皮を捨てずに活用すると良いでしょう。炒めて味をつけ、白ごまや七味を振りかけると、おいしい副菜になります。

 

原因②大根の下茹でを省略している

味のついた汁でそのまま煮ると、大根が柔らかくなるまで時間がかかり、固いままになることがあります。

まず下茹でをしてから、味付けした汁で煮ると、味が染み込みやすくなりますよ。

 

下茹での時間が短すぎる 下茹での時間を5分くらいと考えがちですが、それでは足りません。

大根の厚さや大きさに応じて調整は必要ですが、15分程度が目安です。

茹でてから10分程度経ったら、菜箸で刺してみて、少し力を入れると通るくらいなら火を止めるのが適切です。

 

大根を柔らかく仕上げるには?

大根が柔らかくならない原因は?

大根を柔らかくするには、皮を剥く、角を取る、そして下茹でするという3つのステップが大切です。

 

まず、大根の外側の硬い層を厚めに剥きます。次に、角を取って形を整えます。

さて、下茹での方法ですが、いくつかのポイントがあります。

 

米のとぎ汁を使った下茹で

  • 大根の皮を厚く剥いた後、角を取ります。
  • 大根の中央部分を使用することをお勧めします。下部は辛味があって煮物やおでんには適しません。
  • 大根が浸かる量の米のとぎ汁を鍋に入れます。1回目のとぎ汁は避け、2回目以降のものを使うと良いです。
  • 生米を使用する場合は、大さじ1程度を加えます。
  • 沸騰したら中火にし、約15分茹でます。
  • 大根が透き通り、竹串がスムーズに通るくらい柔らかくなるまで待ちます。
  • 茹でた大根は流しに移し、冷水をかけたり、水を入れ替えたりしながら冷ます。
  • 大根が冷めたら、ザルに上げます。

 

お酢を加えて下茹でする方法

  • 茹でる時にお酢を約50cc入れます。これは、米のとぎ汁を使用した通常の下茹で手順と同様です。
  • お酢を使った茹で水は使い終わったら捨てます。
下茹でする際、電子レンジを活用すると時間を短縮できます。

耐熱皿に大根を並べ、1cmくらいの水を加えて、お米大さじ1杯分を振り入れます。

ラップをして、600Wの電子レンジで10分ほど加熱します。加熱後は、大根を洗って米のとぎ汁を落とします。

 

大根を一度冷凍する方法

  • 大根を輪切りにして、十文字に切り込みを入れ、冷凍します。
  • 冷凍用の袋に入れて、最低6時間以上冷凍させます。
  • 冷凍された大根は、だしの入った鍋で約40分煮込みます。
  • 煮終わったら火を止め、新聞紙とタオルで鍋を包んで約2時間置いておきます。

 

圧力鍋を使う方法

  • 大根と水(水は大根の1/3程度)を鍋に入れ、米のとぎ汁を加えます。
  • 強火で加熱し、蒸気が出たら弱火にして3分程度加熱します。
  • 火を止めてから7分ほど蒸らした後、圧力を抜いて、茹でた大根をしっかり洗います。

 

おでんの大根を柔らかくする方法

  1.  まず、大根の皮を剥き、角を取ります。さらに、大根の断面に隠し包丁と呼ばれる十字の切り込みを入れるといいですね。その後、次のいずれかの方法で下茹でを行います。
  2.  下茹でした大根を、他の具材と共に調味液に入れて煮込みます。
  3.  大根が柔らかくなるまで、およそ5分ほど煮ます。

 

それでも大根が固い場合の対処法

  1.  おでんの大根を取り出し、耐熱の器かボウルに入れて、上から煮汁をかけます。
  2.  ラップをして、電子レンジで加熱します。2分ごとに様子を見て、必要に応じて加熱時間を延長し、大根が柔らかくなるまで続けます。
  3.  柔らかくなったら、大根を鍋に戻します。

これらの方法を試して、お好みに合った大根の柔らかさを見つけてください。

 

普段は大根を2~3cm厚さに切り、米のとぎ汁で下茹でしますが、時間を節約したい時は、大根を輪切りにしてから半月切りにします。

 

米のとぎ汁がない時は、お米大さじ1を加えます。たまに、水だけで下茹でをすることもありますが、それでも大根は柔らかくなりますよ。

 

大根を使った離乳食レシピを紹介!

柔らかい大根を使った離乳食レシピ

大根は赤ちゃんの離乳食にも最適な食材。

初期から食べさせられる野菜です。

離乳食には、水分が多く甘みのある中央部分を使って、厚めに皮を剥き加熱して与えるのがポイント。

 

ここでは、離乳食初期、中期、後期それぞれの時期に食べられるレシピをご紹介しますね!

 

離乳食初期(生後5~6ヶ月頃):大根のおかゆ

材料

  • 大根:少量(約20g)
  • お米:10g(小さじ2杯)
  • 水:200ml

作り方

  1. 大根をよく洗い、皮をむき、すりおろします。
  2. お米はよく洗い、30分以上水に浸しておきます。
  3. 浸したお米を鍋に移し、水200mlを加えて弱火で20分ほど煮ます。
  4. おかゆが柔らかくなったら、すりおろした大根を加え、さらに5分ほど煮ます。
  5. 火を止めて少し冷まし、食べやすい固さに調整してからお子様に与えてください。

離乳食中期(生後7~8ヶ月頃):大根と鶏肉の煮物

材料

  • 大根:小さじ2杯
  • 鶏肉(胸肉またはささみ):10g
  • 水:適量

作り方

  1. 大根は小さく切り、鶏肉は一口大に切ります。
  2. 鍋に水を少し入れ、大根と鶏肉を加えて弱火で煮ます。
  3. 材料が柔らかくなったら火を止め、冷ましてからお子様に与えてください。
  4. 離乳食中期はまだ塩分を控えるため、調味料は加えないようにしてください。

離乳食後期(生後9ヶ月~):大根と豆腐の和風スープ

材料

  • 大根:小さじ4杯
  • 絹ごし豆腐:20g
  • 出汁(かつおまたは昆布):200ml
  • みりん:少々(任意)

作り方

  1. 大根は小さく切ります。
  2. 鍋に出汁を入れ、大根を加えて柔らかくなるまで煮ます。
  3. 豆腐を加え、さらに数分煮ます。
  4. みりんで少し甘みを加えることもできますが、お子様の好みに応じて調整してください。
  5. 冷ましてから、お子様に与えてください。

これらのレシピは、お子様のアレルギー状況や好みに応じて調整してください。また、新しい食材を導入する際は少量から始め、慎重に様子を見ることが重要です。

 

大根の緑の部分、食べられるの?

大根の緑色に変わった部分も食べることができますよ。

 

この緑色はカビではなく、古くなったわけでもありません。

実は、甘みがあって、赤ちゃんの離乳食にも向いています

もし少し固いと感じたら、柔らかく煮たり、すりおろしたりするのがおすすめです。

 

大根のどこに緑色が現れているかによって、特徴が少し変わります。

外側が緑色の大根 日本で一般的なのは青首大根で、その頭の部分が薄緑色です。

青首大根の中身は白いですが、切り口や内部が緑っぽい場合もあります。これは、地上部と土中の両方で育ち、首の部分が太陽の光を受けることで緑色に変わるためです。

 

また、大根の漬物が緑色の場合もありますが、これは緑色の大根を漬けたものなので、安心して食べて大丈夫です。

真ん中まで緑色の大根 大根の中心部まで緑色になっている場合、それは青大根という種類かもしれません。

青大根はビタミンが豊富で、大根おろしにすると緑色が美しく、甘みも強いです。大根おろしだけでなく、サラダなどにも良く合います。

 

まとめ

今回は、いくら煮ても柔らかくならない大根の原因と、それを柔らかくする方法、また緑色になった大根の部分が食べられるかについてお伝えしました。

  • 大根を柔らかくするには、皮を剥く、角を取る、そして適切に下茹ですることが大事。
  • 下茹でに米のとぎ汁を使うと、大根がより柔らかくなる。
  • 大根の緑色の部分も食べてOK。
  • 離乳食として大根を使う場合は、赤ちゃんの成長段階に合わせて調理方法を変えると良い。

 

意外と多くの方法で、手軽に固い大根を柔らかくすることができることがわかりましたね。

大根を使った煮物やおでんなどを作る際に参考にしていただけたらうれしいです。

温かい料理で心も体もぽかぽかにしてくださいね。

 

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