知人や友人から妊娠報告を受けたとき、「おめでとう!」と言ってしまいたくなりますよね。
でも、ケースによっては言わない方が良いこともあります。
この記事では、
- 妊娠報告に「おめでとう」を言わない方がいい理由
- 代わりのメッセージ案
をご紹介します。
もくじ
妊娠報告におめでとうを言わない方がいい理由とは?
家族、友人、職場の同僚などから妊娠したとの報告を受けたとき、「おめでとう!」と言いたくなりますよね。
言わない方がいいと言われる理由って何でしょうか?
こんな理由が挙げられます。
本人へのプレッシャーに?
周りの気持ちを思いやる: 妊娠の報告をする時は、相手がどんな気持ちかを考えて、どう伝えるかを優しく考えたいものです。
「おめでとう」と言う一言が、予想外に相手を悩ませることもありますから。
プライバシーへの配慮
妊娠はもちろん嬉しいニュースですが、その喜びをどう共有するかは人それぞれ。
特に妊娠がわかったばかりの時期は、流産の可能性も否定できないので、状況が安定するまでニュースを待ってから伝えることも多いですよね。
周りへの配慮
周りの人が不妊治療をしている場合や、以前に流産を経験していた場合、妊娠のお祝いにかえって心を痛めることがあるようです。
実は、不妊で悩む女性が日本には全体の約15%もいて、流産の確率も約15%だと言われています。
妊娠は喜びの瞬間だけど、心や体が不安定になりがちで、特に過去に流産の経験がある人などは、その言葉をプレッシャーに感じることも。
また、予定していなかった妊娠や職場で妊娠を隠していたい場合など、人それぞれ状況は違います。
妊娠報告に「おめでとう」の代わりに適切な言葉は?
妊娠報告への「おめでとう」がNGな場合は、代わりにどんな言葉をかけてあげたらよいのでしょうか?
ここでは、妊娠報告への返答として適切な言葉をピックアップしてみました。
妊婦さんが喜ぶ言葉
基本的には、
- 体調に気をつけて
- 無理しないで
- 自分の身体も大切にしてね
- マタニティライフを満喫してね
といったような、相手の体調を気遣う言葉が良いと思います。
また、近しい関係であれば、
- 私にできることがあったら遠慮なく言ってね
- 赤ちゃんに会えるのが楽しみ!
自分にも子供がいれば、
- ママ友になれるね!
同僚で、妊婦さんが産休をとるのであれば、
- また一緒に働けるのが楽しみです
という言葉も喜ばれるでしょう。
NGな声かけにも注意!
逆に、NGな言葉も確認しておきましょう。
妊娠・出産は大変なものですが、
「頑張ってね!」
という言葉は、妊婦さんに余計なプレッシャーを与えてしまう可能性があるので、避けた方がよさそうです。
妊娠している期間中は、普段とは違う状況で毎日を過ごし、もう既に一生懸命になって頑張っているはず。
だから、励ます言葉よりも、体調や気持ちを大切にしてねという言葉のほうが、妊婦さんには心地良いようです。
また、出産経験があると、つい初めての妊婦さんにアドバイスしたくなる気持ちも分かります。
でも、聞かれたときだけアドバイスするのがおすすめ。
産科医の先生や、出産経験者同士でも意見が異なることがあるため、余計な混乱を避けるためにも、聞かれたことにだけ答えるようにすると良いですよ。
赤ちゃんの誕生を見守ろう
以上、妊娠報告におめでとうを言わない方がいい理由と、代わりになる言葉をご紹介しました。
とはいえ、親しい友人や、明らかに、妊娠を喜んでいる方からの報告であれば、
「おめでとう!」
と、一緒に喜びを分かち合ってOKだと思います。
おそらくそちらの方々の方が多いのではないでしょうか?
相手の状況や、周りの環境を踏まえた上で、妊娠報告に対応してあげてくださいね。
そして温かく、赤ちゃんの誕生を見守りましょう!