身近な場所にいる虫たちに興味を持ち始めたお子さんが、野外で虫捕りをしたいと言い出した場合…。
虫捕りに慣れていないママやパパは、どんな準備をしたらよいか迷ってしまうこともありますよね。
そこで、ここでは虫捕りデビューに必要な虫捕りグッズをご紹介!
虫捕り網や虫かご(ケース)の選び方についてもまとめました。
ほとんどが100均で揃うアイテムなので、気軽に子どもたちと虫捕りを楽しめますよ。
実際に我が家で使った道具などもご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
こんな方におすすめ
- 4歳~6歳の子どもがいる
- 子どもと一緒に虫捕りを始めたい
- 虫捕りに必要最低限の道具を知りたい
もくじ
虫捕りデビューで揃えたい必須道具は2つだけ!
虫に興味を持ち始めた幼稚園児くらいのお子さんと、虫捕りを始めるために必要な道具ですが、
この2つだけです!
- 虫捕り網
- 飼育ケース
近所の公園にちょっと虫を探しに、という場合は、この2つの道具さえあれば、OK。
素手で捕まえられる虫もたくさんありますが、高いところにいるセミを捕まえるときなどは、虫捕り網は必須です。
また、捕まえた虫を観察したり、持ち帰ったりするための飼育ケースやかごもあった方が良いですね。
虫捕りに慣れていくうちに、追加で必要なものも出てきますが、まずはこの2つのアイテムを準備しましょう。
虫捕りグッズの選び方!100均のもので大丈夫?
それでは、虫捕り網と飼育ケース(かご)それぞれの選び方についてみていきましょう。
虫捕り網の選び方
虫捕り網の種類はさまざまで、直径の大きいものから長さが調節できるものなど、たくさんありますが、
私は幼児には100均の虫捕り網で十分だと考えています。
虫捕り網の選び方は、捕る虫の種類によって、それに応じた網を選ぶというのが基本です。
例えば、
- チョウ
⇒鱗粉のはがれや翅(はね)の傷みを防ぐため柔らかで目の細かい網 - トンボやその他鱗粉の剥がれの心配がない虫
⇒網の目が粗くてOK、丈夫な糸でつくられている網
しかし、虫捕りを初めて楽しむお子さんの場合は、使い方を考慮すべきです。
- 子どもは、手加減なく力いっぱい振ることが多い
- 子どもは上から地面に振り下ろして、使う事が多い
(本来は、横に払うように使うのが捕獲効率の良い使い方です)
この点を考えると、100均などの安価な網で虫捕りに慣れることを目的として使用した方がベターといえます。
100均で売られている虫網は、持ち手が竹でできていて、とてもシンプルなつくりです。
直系は30cm程度で、比較的軽いので、幼児も持ち運びが簡単。
ただ長さは調節できないので、移動時に振り回したりしないようきちんと伝えておきましょう。
我が家の虫捕り網も100均一択。
1年も使うとこんな風にボロボロになりますが…
壊れても100均だからと諦めもつきますね。
ダイソーでは長さを調節できるむし網(200円)も売られています。
伸縮性を求めるなら、ダイソーの虫とり網を試してみるのいいですね。
飼育ケース/カゴの選び方
虫捕りの際に、虫捕り網の他にもう1点必要なものが、虫かごまたは飼育ケースです。
こちらも100均ショップで販売されているので、簡単に購入することができます。
それぞれ、用途に応じて使いやすい方を持っていきましょう。
まず、虫かごの特徴から、
- メリット
⇒ 紐付きなので、肩から下げられるため両手がフリーになる - デメリット
⇒ 100均の虫かごは網の目が大きめなので、虫の脚や翅がひっかかることがある
続いて、透明な飼育ケースの場合は、
- メリット
⇒ 側面が滑らかなので、虫がひっかかったり、傷ついたりする心配が少ない。
そのまま家に持ち帰って飼育できる - デメリット
⇒ 100均の飼育ケースは持ち手つきだが、肩ひもはついていない
我が家は、持ち帰る可能性がある場合は、100均の小さめ飼育ケースを持って行きます。
あったら便利な100均おすすめ虫捕りグッズ
絶対必要というわけではないけれど、これがあれば便利!というものをピックアップしてみました。
虫眼鏡
拡大鏡も100均でゲットできますね。
虫眼鏡って、意外と子供は大好きで、何でも見たがるもの。
捕まえた虫の細かい部分を観察することで、虫への興味や理解を深められますね。
小分けのケース
小さな虫を採集するときに、100均の小分けケースは役にたちます。
ちょっと保管して、観察したいというときに便利ですよ。
虫同士が互いに傷つけあうのを防ぐのにも適していますね。
ミニサイズのターパーや、ガチャガチャのカプセルなども同様に使用できます。
100均の虫捕りグッズは売り切れに注意!
100均で虫捕りグッズを手に入れる際に注意したいのは、買う時期です。
100円ショップでは、だいたいシーズンものとして、虫捕りグッズが棚に並びます。
飼育用の昆虫マットや昆虫ゼリーなどは年間通じて、棚に並んでいますが、
大型店を除いて、虫捕りグッズは初夏から夏にかけてしか置いていないところが大半です。
(8月に入ると、虫網の在庫がなくなっていきます)
ですので、100均ショップで虫捕りグッズを購入する場合は、5月〜6月中に買うのがおすすめです。
虫捕りに行くときの服装
虫捕りに行く際の服装は、親子ともに長袖、長ズボン、スニーカーが基本です。
草木の中に入ると、知らないうちに切り傷がついたり、虫に刺されるおそれもあります。
我が家の子どもたちは、幼稚園や小学校に行くような恰好で虫捕りあみとかごだけ持って出ていきますが、
これはNG。
家の近所で30分程度虫を探すという程度ならOKですが、森林の多い公園や雑木林で虫捕りという場合は、できるだけ肌の露出がない服装にしましょう。
雨上がりや雨が降りそうな場合は長靴、雨具があるとよいですね。
また、長袖を着て、虫よけスプレーをしていても蚊にさされることがあるので、かゆみ止めや塗り薬の携行もおすすめします。
親子で虫捕りを楽しもう!
以上、子どもとの虫捕りデビューに必要な道具についてご紹介しました。
子どもの虫捕りにつき合う、というよりも、子どもと同じくらい楽しむという気持ちで虫捕りをすれば、子どもも喜びます。
普段の遊びの中に虫捕りを取り入れて、ママ・パパも子どもと一緒に虫捕りを楽しんでみましょう!
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