生春巻きを作る時、皮がくっついてしまうことで悩んでいる方がいるのではないでしょうか?
このくっつく現象は、生春巻きに使われるライスペーパーが米で作られていて、水を吸いやすいから起きます。
ライスペーパーが水を吸うと、中のデンプンが糊のようになり、皮がくっついてしまうんです。
でも、くっつかないようにする方法はいくつかあります。
- ライスペーパーを水で戻す時にサラダ油を少し加える
- また、生春巻きを作ったら、すぐには重ねずに30分ほど置いておく
(表面が少し乾いて、食べる時にべたつかず、ちょうど良い固さになります。) - 保存する時は、生春巻きを一つずつ皿に並べて、上に湿らせたキッチンペーパーをかけてからラップをし、冷蔵庫に入れる。
など。
これで2~3時間は持ちますが、もっと長く保存したい時は、それぞれの生春巻きをラップで包むのがおすすめ。
この記事では、
- 生春巻きがくっつく理由
- くっつかないようにする方法
- 盛り付ける際のコツ
- お弁当への持って行き方
などを具体的にご紹介していきます。
生春巻きがくっつくのはなぜ?
生春巻きの皮に使われる「ライスペーパー」は、細かく砕いた米と塩を混ぜてシート状にし、乾燥させて作られています。
この米を使った材料は水を吸いやすく、それが生春巻きの皮がくっつく原因になっています。
ライスペーパーを柔らかくする時は、各シートをぬるま湯に2~3秒浸すことがポイントです。
ライスペーパーが互いにくっつかないように、一枚ずつ丁寧に戻すことが重要です。
手間はかかりますが、一枚ずつライスペーパーを戻し、具を乗せて巻く作業をすれば、くっつかずに生春巻きを作ることができます。
生春巻きがくっつかない方法は?
生春巻きは、できたてが一番美味しいものですが、大量に作ると時間がかかりますし、予め作り置きしておけたら便利ですよね。
ライスペーパーを戻すときのコツ
生春巻きを時間が経ってもくっつかないようにするコツは、
ライスペーパーを柔らかくするときに使うぬるま湯に少量の油を加える
ことです。
例えば、直径26cmのフライパンにぬるま湯を約3cm深さまで入れ、小さじ1杯のサラダ油を足します。
1時間以内に食べる場合は、巻いた生春巻きをそのまま置いておくと、自然に乾燥してベタつきが減り、食べ頃の固さになります。
冷蔵庫に入れるときのコツ
暑い日には、ラップをせずに冷蔵庫に保管すると良いですよ。
作り置きする時は、巻き終わった生春巻きに湿らせたキッチンペーパーをかけ、その上からラップで包んで冷蔵庫に入れると、2〜3時間は問題なく保存できます。
もっと長持ちさせたい時は、一本ずつラップで包んで冷蔵するのがベストです。この方法なら生春巻きは約5時間持ちます。
盛り付け方
生春巻きがくっつかないようにする盛り付け方としては、作った生春巻きを重ならないように並べて、食べる直前に切るのがおすすめです。
盛り付けには、サニーレタスを敷き、その上に生春巻きを置いて、生春巻き同士が触れないように、小さく切ったサニーレタスの葉を挟むと良いですね。
生春巻きを垂直に切って立てて並べると、見た目も良く、くっつきにくくなりますよ。
生春巻きを作る際に使える、「ライスペーパースタンド」という便利なアイテムもあります。
これは場所を取らないので、興味がある方はチェックしてみるといいでしょう。
生春巻きのお弁当の持って行き方
生春巻きは、たくさんの野菜が入っていてヘルシーなので、お弁当に入れるのにぴったりです。
ただし、生春巻きは水分量が多く、傷みやすいので、前日に作るのではなく、持ち運ぶ当日に作ることをおすすめします。
お弁当に生春巻きを入れる時、くっつかないようにするためには、いくつかの工夫があります。
- 戻すときに使うぬるま湯にサラダ油を少量(小さじ1程度)加える。
- 小さく切ったレタスを間に挟んで、生春巻きの切り口を上にして詰める。
- 一つずつ生春巻きをラップで包む。
- 生春巻きの長さに合わせて切ったオーブンシートで包んで、くっつかないようにする。
ベタベタするのが気になる場合は、特にラップやオーブンシートで包むと良いですね。
また、戻す時のぬるま湯に酢を小さじ1程度入れると殺菌効果が期待できます。生春巻きには生の具材が多く使われるため、夏場や持ち運ぶ時間が長い時は特に注意が必要です。
まとめ
この記事では、生春巻きがくっつく原因と、作り置きする際のコツ、そして盛り付けの方法についてご紹介しました。
- 生春巻きがくっつく主な理由は、皮に使用されるライスペーパーが水を強く吸収するためです。
- 生春巻きがくっつかないようにするには、ライスペーパーを戻す際のぬるま湯にサラダ油を少し加えることが効果的です。
- 作り置きする時には、生春巻きを重ねずに並べ、湿ったキッチンペーパーをかけてラップで包み、冷蔵すると2〜3時間程度保存できます。
- もっと長く保存したい場合は、一本ずつラップで包んで冷蔵すると、約5時間は持ちます。
- お弁当に持っていく時も、ラップやオーブンシートで包むことで、生春巻きがくっつくのを防げます。
これからは生春巻きを作り置きリストに加えてみてくださいね。ライスペーパーを戻す時にぬるま湯にサラダ油を少し加えると、くっつきにくくなります。ぜひ試してみてください!
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