チャーハンは多くの人に愛されている定番の料理ですね。
美味しさを長持ちさせるためには、正しい保存方法を知ることが重要です。
この記事では、
- 冷蔵庫や冷凍庫を利用したチャーハンの保存方法
- それぞれの保存期間、解凍のしかた
- 長持ちするチャーハンの作り方
について詳しくご紹介します。
チャーハンを美味しく、安全に楽しむためのポイントをお伝えしますので、日々の食事にぜひ取り入れてみてくださいね。
もくじ
チャーハンを冷蔵庫で保存!正しい方法は?
チャーハンを冷蔵庫で保管する時は、まず完全に冷ますことが大切です。
その後、ラップでしっかり包むか、密閉できる容器に入れて冷蔵庫へ。
特に油の匂いや汚れが気になる方は、プラスチック製の容器よりもガラスやステンレス製の容器を使うといいでしょう。
ただし、ステンレス製の場合、電子レンジで使えないこともあるので、購入時にはその点を確認してください。
チャーハンは冷蔵庫で何日、日持ちする?
チャーハンを冷蔵庫で保管する場合、日持ちは1~2日が目安です。
しかし、より長期間保存したい場合は冷凍がおすすめ。
チャーハンの冷凍保存期間は約1ヶ月になります。
冷凍での保存方法をみてみましょう。
チャーハンの冷凍での保存方法
チャーハンを冷凍する際には、作った直後にすばやく冷ますと、解凍後も美味しく食べられます。
ただし、熱いまま冷凍庫に入れると庫内温度が上昇するため、必ず粗熱を取ってから冷凍しましょう。
金属バットやアルミホイルを使うと、早く冷ますことができます。
冷めた後は、ラップで包み、冷凍用の袋に入れて空気を抜いてから冷凍庫へ。
なるべく平らにしておくと、解凍時のムラが少なく、冷凍庫のスペースも節約できます。
また、冷凍後1時間ほどで取り出し、ほぐして再冷凍すると、解凍時にチャーハンがパラパラになりやすくなるので、試してみる価値があります。
冷凍チャーハンの解凍方法は?
冷凍チャーハンを解凍するときは、電子レンジが最適ですが、その際のポイントは
ラップをせずに加熱することです。
冷凍されたチャーハンをジップロックから取り出し、耐熱皿に移して、1人分なら約3分間電子レンジで温めます。
ラップをしないことで、チャーハンの余計な水分が蒸発し、元のサクサクとした食感が復活します。
これで、すぐに美味しく食べることができますね。
チャーハンの常温保存は危険!
チャーハンの日持ちについてお伝えしてきましたが、チャーハンは冷蔵庫での保存が基本です。
常温での保存はNG!
夏だけでなく、冬でも室温での保存は避けましょう。
室温は、10~40度と、食中毒の原因となる菌が繁殖しやすい温度です。
そのため、チャーハンを室内に放置すると、急速に菌が増え、食中毒の危険が高まります。
チャーハンは傷みやすいので、冷蔵または冷凍でしっかり保存しましょう。
日持ちするチャーハンの作り方
ここでは、日持ちするチャーハンのレシピをひとつご紹介します。
梅を使う
チャーハンを長持ちさせるためのコツとして、梅を使う方法があります。
梅干し1つを用意し、種を取り除いた後、包丁で梅肉を細かく叩き、チャーハンに混ぜ込みます。
梅干しの抗菌効果により、チャーハンが傷みにくくなります。
また、梅の風味が加わることで、翌日でも新鮮な味わいが楽しめるので、お試しくださいね。
仕上げにひと手間
チャーハンが出来上がったら、レモン汁やポン酢を少し振りかけるといいですよ。
これらに含まれる酸が殺菌作用を発揮し、菌の繁殖を防ぐ助けになります。
この方法だと、チャーハンがさっぱりして美味しくなりますし、少し長持ちします。
でも、レモン汁やポン酢を使ったとしても、基本的には作ったら1~2日のうちに食べきるようにしましょう。
まとめ
チャーハンの冷蔵、冷凍保存、日持ちについて、お伝えしてきました。
チャーハンの日持ちは…
- 冷蔵庫では、1~2日間。
- 冷凍する場合、約1ヶ月間保存可能。
- 常温での保存は危険。
特に夏場は、加熱したとしても食中毒のリスクがあるので、保存には注意が必要です。
もしチャーハンから変な匂いがしたり、ねばねばしていたり、カビが生えていたら、安全のために廃棄しましょう。
出来立てのチャーハンが一番美味しいのは間違いありませんが、余った場合は無駄にせずに、適切に保存してくださいね。
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